今年は当ブログとしても初めて和訳記事に挑戦。特に辞書的教科書的直訳を嫌って意訳に振り切るのが非常に楽しかったです。
普段Amazonミュージックで音楽を聴くことが多いのですがこの時期になると「2021年を振り返って」というプレイリストが生成されます。今回はこのプレイリストを参考に、今年一番聴いた曲をまとめてみました。
- 5位 Narcissist (No Rome feat. THE 1975)
- 4位 Hey Ma (Bon Iver)
- 3位 champagne problems (Taylor Swift)
- 2位 tis' the damn season (Taylor Swift)
- 1位 Higher Power (Coldplay)
- ◆ベストアルバム賞
- ◆ベスト意訳賞
5位 Narcissist (No Rome feat. THE 1975)
いやほんとこれが1位でもおかしくないくらい秋口〜最近まで毎日こればっか聴いてた。わがままでダメな男の歌って大好き。実はずーっと和訳記事作成中なんですがサビだけどうしても納得いかなくてまだ上げられておりませぬ。
サビで「実は浮気してました」なんて言う歌初めて見たわ。
4位 Hey Ma (Bon Iver)
彼らはまだ和訳したことないアーティストですが、まぁ確かにBon Iverばっかり聴いてるからな...。本当は和訳したい彼らの曲もたくさんあるんですが哲学的すぎて難解でなかなか手が出せない。
来年は一つくらい挑戦したいですね!
3位 champagne problems (Taylor Swift)
多分今年一番ハマった曲でいうとこれだと思う。美しくて儚くて切なくて静かで優しくてとにかく好きです。
当ブログで初めて本格的に和訳した曲でもあるので余計思い入れも強いし、和訳の出来に関してもこれが一番自信あります。
好きな歌ってネットで和訳探すんですけどこれに関しては特に「なんやこの和訳全然あかんやんけ」なものが大半で、「なら自分で作っちゃえ!」という流れで和訳を始めました。和訳記事作成のきっかけを与えてくれた楽曲でもあります。
2位 tis' the damn season (Taylor Swift)
これもやっぱり和訳したからか上位です。昔の恋に想いを馳せる内容なんですが、とにかく曲が素晴らしいですね。
champagne problemsに比べてこっちの方が和訳に時間がかかった気がします。というより、時間をかけたって感じ。とにかく何回も何回も聴いて聴いて聴きまくってこの曲の世界に入り込もう入り込もうとしていく内に、ものすごく居心地が良くなってむしろ抜け出せなくなった感じだったかな。
通勤時間ほぼ毎日これだけ鬼リピとかしてたからなぁ。
来年はこの歌のアンサーソングともいえる「dorothea」の和訳もしてみたいですね。
1位 Higher Power (Coldplay)
おー、これかぁ。まぁYouTubeの動画も含めると多分1人で1万回くらい再生してたような気がする。
テクノポップっぽいサウンドと底抜けに明るい歌の世界観にクリスの優しい歌声が見事マッチしてて、Coldplayの傑作がまた一つ生まれたなという感じです。
和訳作業も本当楽しくて、80年代バカポップみたいな雰囲気のコンセプトで攻めたのもハマったと思うし、多分和訳記事の中では一番早く完成したと思います。詩もシンプルだしね。
◆ベストアルバム賞
ちなみに、個人的に今年のベストアルバム賞はTaylorの「evermore」ダントツですね。
本当に素晴らしいアルバムでした。
テイラーといえば日本では「Shake it Off」みたいな底抜けに明るいポップソングみたいなイメージも強かったり、ライブ映像見ると露出度の高い衣装でダンサー率いてバリバリ踊ってたりもするんですけど、彼女の本業はカントリーですからね。
だからブランケットとか肩から羽織ってアコギ一本暖炉の前で弾き語るとかが彼女の本当の姿だと思っていて、全体がそのイメージでまとめられていた「evermore」は完璧に私好みのアルバムでした。
基本的に暗いからねこの人の曲(笑)
◆ベスト意訳賞
来年も和訳していくと思いますが、和訳する上で私が大事にしたいスタンスは、
- 日本人の感覚に合う和訳を考える
- 意味を考える前に情景を考える
- 時には詞よりも曲を重視する
の3つ。時には英詞を和訳すらせずに曲の雰囲気に合う日本語をテキトーにあてはめちゃうこともありますからね(笑)
そんな感じで意訳してきた中で個人的に一番気に入ってるフレーズはこちら。
So I crawl back into your open arms
もう一度 そばで眠りたい
(Warning Sign -coldplay-)
「君の腕の中へと這い戻る」というフレーズを、曲のイメージや世界観に合わせてアレンジできたと我ながら自負してるかなりお気に入りの部分です。
また来年も和訳していくのでよろしく!