※一部再編集して再掲。
'tis the damn season (cover) - taylor swift
彼のカバーも最高。
この曲はテイラースウィフトの最新アルバム「evermore」の4曲目に収録されており、大都会に出て活躍する女性が、地元に置いてきた元カレとのことを懐かしく思い出すという内容の一曲。
今の生活を全て失ったとしても、普通の女の子として彼と生きていく人生もそれはそれでアリだったのかも、なんてプチ現実逃避ってどこか儚くて美しくて愛おしい。
ちなみに今回は和訳するにあたって、なるべくそのまま歌えるように和詞の音韻や語呂もある程度合わせたつもりなので、そこも注目してほしい。
◆和訳(意訳)
If I wanted to know
who you were hanging with
While I was gone, I would've asked you
誰といたの? 顔を見たら
思わず聞いちゃいそう
It's the kind of cold,
fogs up windshield glass
But I felt it when I passed you
*1忘れたの? 私と離れて
それも無理ないかな
There's an ache in you,
put there by the ache in me
But if it's all the same to you
It's the same to me
チクッとしない? 今だってたまに
*2それだけは一緒 一緒だね
So we could call it even
You could call me
"babe" for the weekend
'Tis the damn season, write this down
それってイーヴン?
週末だけの恋人
*3ちょっとわくわくしてこない?
I'm stayin' at my parents' house
And the road not taken
looks real good now
*4夜は送ってよ
なんてのも 今ならアリかもね
And it always leads to you
and my hometown
*5あの頃みたいで 懐かしい
I parkеd my car
right between the Methodist
And thе school that used to be ours
*6覚えてる?
車はいつもの場所まで転がして
The holidays linger like bad perfume
You can run, but only so far
こりごりね 休み明けみたい
いいんだよ 逃げたって
I escaped it too,
remember how you watched me leave
私もあの日
そうやって逃げたんだから
But if it's okay with you, it's okay with me
もういいの あなたがいいなら
We could call it even
You could call me
"babe" for the weekend
'Tis the damn season, write this down
それってイーヴン?
週末だけの恋人
*3ちょっとわくわくしてこない?
I'm stayin' at my parents' house
And the road not taken
looks real good now
*4夜は送ってよ
なんてのも 今ならアリかもね
Time flies,
messy as the mud on your truck tires
Now I'm missing your smile, hear me out
*7逢いたい
まるで靴裏のガム あれからずっと
あなたが恋しいの
We could just ride around
And the road not taken
looks real good now
ただ助手席で
ただそれだけが 今は恋しいの
And it always leads to you
and my hometown
*5あの頃みたいで 懐かしい
Sleep in half the day
just for old times' sake
I won't ask you to wait
if you don't ask me to stay
しめきった部屋で
あの頃のふたりみたい
*8ずっと時が経つのを
ただ待っているだけ
So I'll go back to L.A.
and the so-called friends
Who'll write books about me
if I ever make it
*9この町を出て
私もそこそこ売れて
いわゆる友達もいる
And wonder about the only soul
Who can tell which smiles I'm fakin'
でも忘れない 本当のこと
ちゃんと教えてくれた人
And the heart I know
I'm breakin' is my own
*10ただのバカね 私って
To leave the warmest bed
I've ever known
*11きっと本気で 愛してたの
We could call it even
Even though I'm leaving
And I'll be yours for the weekend
'Tis the damn season
これでイーヴン
ずっとはいないけど
週末だけの恋人
*3ちょっとわくわくしてこない?
We could call it even
You could call me
"babe" for the weekend
'Tis the damn season, write this down
それってイーヴン?
週末だけの恋人
*3ちょっとわくわくしてこない?
I'm stayin' at my parents' house
And the road not taken
looks real good now
*4夜は送ってよ
なんてのも 今ならアリかもね
Time flies,
messy as the mud on your truck tires
Now I'm missing your smile, hear me out
*7逢いたい
まるで靴裏のガム あれからずっと
あなたが恋しいの
We could just ride around
And the road not taken
looks real good now
ただ助手席で
ただそれだけが 今は恋しいの
And it always leads to you
and my hometown
そうやって あの日を
思い出してる
It always leads to you
and my hometown
そうやって あなたを
思い出してる
◆解説
*1忘れたの? 私と離れて それも無理ないかな
It's the kind of cold, fogs up windshield glass But I felt it when I passed you
直訳は「あなたとすれ違い様、フロントガラスも曇るほどの冷たさを感じた」であり、車で移動中に彼を見かけたことを仄かしているが、1人SNSの中の彼の画像なんか見て遠い人になったような切なさを感じている印象の方がイメージに近いので車中描写をカットした。
*2それだけは一緒 一緒だね
There's an ache in you, put there by the ache in me
But if it's all the same to you It's the same to me
「あなたの中には、私が置いていった痛みがある、それは私も全く同じ」という歌詞。長く顔を合わせない内に「変わってしまったこと」の方が多いだろうことを想像しながら、それでも「あなたも私のこと引きずってるはずよね」という祈るような思いで彼に思いを馳せる寂しさや侘しさを「〜だけは」という言葉に込めたつもり。
*3ちょっとわくわくしてこない?
'Tis the damn season, write this down
タイトルにもなっているこのフレーズは、クリスマスシーズンの始まりを告げるお決まりの合言葉。しかも11月の中旬くらいからはこういうフレーズで街が彩られ始める海外の文化に思いを馳せた時、「もうすぐクリスマスよ」とかマッキーよろしく「冬がはじまるよ」という言葉でも置き換えられない高揚感なのだろうと悩んだ末、それをストレートに「わくわく」という言葉に換えさせてもらった。
彼との関係をもう一歩深められたら...それはホリデーシーズンが始まるような高揚感とピッタリ重なるということだ。
*4夜は送ってよ なんてのも 今ならアリかもね
I'm stayin' at my parents' house And the road not taken looks real good now
直訳は「両親の家に泊まってるの」と、続くフレーズでは「誰もいない道は見晴らしが良いわ」なんて訳し方が一般的だ。場面としては今おそらく実家で彼のことを思い出しているところなのだろう。
「誰もいない道」=「生まれ育った町を離れなければ、彼と共に進んだはずの道」、つまり彼と一緒になるという選択肢のことを歌っているように思えたのでこんな風に訳してみた。
加えて「両親の家に泊まってるの」という表現は、「例えあなたと週末に会ったとしてもちゃんと夜は家に帰るから」と、そういう「初々しいところから始めたい」という表現にアレンジさせてもらった。
*5あの頃みたいで 懐かしい
And it always leads to you and my hometown
直訳は「その道はいつもあなたと故郷に続いている」という感じだが、その郷愁を日本語にしたとき「あの頃」というフレーズで十分伝わるんじゃないかと思ってこうなった。
*6覚えてる?車はいつもの場所まで転がして
I parkеd my car right between the Methodist And thе school that used to be ours
直訳は「車を教会と私たちの母校のちょうど間に停めて」という感じ。あくまで車を置いたのは「私」なのだが、きっと彼と昔そんな風にしてきたんだろうことと、この周辺のフレーズ全体を回想シーンにするためにあえてこうした。加えて、教会がどうとかいうと一気に外国の話っぽくなるのでそれは排除。
*7逢いたい まるで靴裏のガム あれからずっと あなたが恋しいの
Time flies, messy as the mud on your truck tires Now I'm missing your smile, hear me out
本当は「トラックのタイヤの泥」に彼への未練を喩えているのだが、ここは比喩×音韻でこのフレーズが成立しているので、同意なら置き換えても良いだろうということで「靴裏のガム」と表現することにした。その方が日本人的にもイメージしやすいかと。
ちなみに、''Time flies'' と「逢いたい」は韻が重なるように訳している。
*8ずっと時が経つのを ただ待っているだけ
I won't ask you to wait if you don't ask me to stay
要は「どっちかが引き止めるでもなく、ずっと2人でだらだら過ごす」場面のことなのだろう、そのニュアンスを元にこんな風に訳したが、個人的にはかなり良いフレーズに仕上がったと思っている。
*9この町を出て 私もそこそこ売れて いわゆる友達もいる
So I'll go back to L.A. and the so-called friends Who'll write books about me if I ever make it
直訳するなら、「だからL.A.に帰るの。私のことを本に書いてくれるいわゆるオトモダチもいるの」という感じ。だがここでは上京してもそんなにうまくいっていない感じにしたかったので、ちらっと仄めかす程度の表現に留めた。
ちなみに"L.A."と「出て」や、"so-called"と「そこそこ」は韻を踏ませている。
*10ただのバカね 私って
And the heart I know I'm breakin' is my own
「自分で自分の心を壊していた」という表現、自分で決めた選択に対してのちょっとした後悔を表現したものだが、語呂を合わせつつ、自虐的な表現に落とし込んだつもり。
*11きっと本気で 愛してたの
To leave the warmest bed I've ever known
もちろん直訳の「一番温かいベッドを離れるために」なんて表現も素敵すぎて捨てがたかった。いずれにせよ、ここのフレーズがこの歌の一番感情がこもる部分だろうと思って、語呂を合わせつつストレートな表現にした。結構気に入っている。
''I've ever known''と「愛してたの」は音が似ているだろ?