※前回はこちら
◆OPにKGK
オープニングのサビあたりにカイゼルグリッドナイトの映像が挿入されたのが嬉しかったなー。完全に勇者ロボシリーズ思い出して震えた。そうそう、パワーアップとか追加キャラとかってOPに無理矢理追加されるんだよなー懐かしいなー…と。
KGK(カイゼルグリッドナイト)って伝わるかな?
◆怪獣優生思想の敗北
前回の敗北からの開幕。シズムくんの解説ありがたい。
あらゆる人間が自分の過去や未来に触れて、これまでにないたくさんの情動が生まれたはずだ。
今回ハッキリしたことは、「情動」とは文字通り善し悪しを問わず人間の感情の動き全てを指すということ。
悪い感情だけが怪獣を育てるのだとすっかり思い込んでいたけど、そうじゃなかったようだ。手痛い勘違いだなー、そりゃ一部考察が外れる訳だ。
怪獣の種は全て死に絶えたんだ。
前回も「なぜ怪獣減ったか」考察したが結局単純に①だったようだ。
しかしあの白い石(或いは怪獣の卵と呼んでいたアレ)、ストレートに「怪獣の種」と呼べば良いのね。やっぱり発芽せずに大半が腐っちゃったみたいね。
◆暦くんとムジナさん
お母さんいたのね?!
履歴書なんか用意して、突然働く気になったっぽい暦くん。やっぱり前回で稲本さんとの過去や大金への未練を振り切ったのが大きいか?
何気に履歴書がおもしれー。
平成12年3月 アヤナシ市立アヤメ中学校卒業
平成12年4月 東京都立清東高等学校入学
平成15年3月 〃 卒業
平成15年4月 平成桜ヶ丘学院大学マルチメディア学部グローバルコミュニケーション学科入学
平成16年1月 〃 中途退学
職歴
平成16年7月 天然酵母 パンの家入社(アルバイト)
平成16年11月 一身上の都合により退職
趣味・特技
・ダイナストライカー(独学)
しかし彼の元をムジナが訪れたのは意外。2人が口にした言葉が対照的で面白い。
怪獣のせいで確かに暦くんの人生は大きく変わった。
それと同じように、ダイナゼノンによってムジナの人生も変えられてしまった。
そして、誰も憎まない暦くんと、暦くんが憎いと言うムジナ。この2人の人生もまた、重なったように見えてすれ違ってしまうのか。基本的に女運ないよね暦くんw
◆夢芽の変化
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夢芽が一番成長したなぁ。1話序盤でブチギレさせた先輩にわざわざ謝罪に行ったり、香乃の墓参りに自ら出向くようになったり…。どうかしてるんだよを自称していた元病み少女とは思えない。
「その辺のカニより美味しいかもしれませんよ」の手つきアカネ思い出すからやめてくれw
これ、夢芽の写真文化祭出展確定だな。
◆ちせ、学校に行く⁈
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似合わない制服に身を包むちせ。普段の衣装のがぶっ飛んでるのに、制服着てる方がコスプレに見える。
あぁーちせちゃん心配だ。親心で見守ってしまう…無理しなくて良いよ!ちせちゃん!
と、踏ん張ってるところにゴルドバーンとサヨナラの覚悟を決めろと詰め寄るグリッドナイト同盟(夫婦)。鬼だw
周りのみんなが現実社会と向き合って歩みを進め始める中、なかなか前に進めないちせ。いたずらにゴルドバーンと残された時を過ごす。
まさにそれぞれの後日談。何この最終回。
世の中が正しいことなんて...ワカンネーヨ!!
◆ガウマさんと姫
第37話 えっ! パパが死刑? 毒蜘蛛超獣カーンジョルジョ登場
ゆかの声流れてびびったー!!!!嬉しいなぁオリジナル音源そのまま使ってくれるの。
つまりガウマは5000年前のことはもちろん、1993年にミイラ状態から一度蘇った時のことも断片的に覚えているようだ。
しかし怪獣が出ないから元気ないとか思われてるのワロタ。いまだに怪獣と戦いたいだけの人扱いすんのやめろw実際は死にかけてるんだからw
あと「果たせぬ願い」と断定しているだけあって、やっぱり姫との再会は叶わないっぽい。怪獣との繋がりがある人間だけが怪獣の力で蘇ったようだ。それは、93年にメカバギラの力で一度蘇った時と全く同じ。
だからこそ、シズムくんの言葉通り怪獣との繋がりが絶たれたガウマはもう寿命が残り少ない。 同じ5000年前から蘇ったのにガウマだけ衰弱していたのは、怪獣と繋がれず、怪獣のエネルギーをもらえなかったからみたいだ。
あとやっぱりこのシデノタオサ水門付近の土手、ガウマたちが住んでいた土地によく似た綺麗な場所だったんだな...。
しかし気になるのは、この世界でも93年のミイラ騒動が史実として残っていること。検索すれば普通に出てくるのに驚いた。
ちなみに夢芽が蓬のスマホに近づいた時、蓬照れとるのが初々しくて良いな。
◆酒場巡り
ジュウガは尊敬するガウマさんの元へ出向いて敗北宣言。律儀で良い奴だ。
そしてガウマさんのネコパンチ。昔っから痛くないってことは、昔も同じように仲違いした際に殴られたことがあったのだろうか。ガウマさん、根が本当に良い人だから、やっぱり憎い奴が相手でも本気で殴れないのかな?
にしても、ジュウガもムジナも怪獣いなくなった途端酒場巡りすんなしw
そしてオニジャさんタイホー!自称オニジャ、自称5021歳。1周回って「カッコイイ」と評されるのも含めて完全にギャグ要員と化したなw
しかしまさか最後にあんなかっこいい「死ぬかと思った」が聞けるとは思わなかったぜ。
◆お墓参り
「蓬くんなら私の話、聞いてくれると思って」
1話で蓬に言ったのと全く同じ言葉を再び伝えた夢芽。でもその思いの深さや意味合いがまた違うものにも感じられる。他人の墓参りに付き合って、再び夢芽に「蓬くんなら...」と言われ、この瞬間、既に蓬の腹は決まっていたように思う。きっと告白する気だったんだろう。タイミングさえ合えば告ってたと思う。
だからこの時も近くにシズムがいたはずだ。だからガウマも見張ってた。
最初はガウマさんがここにいる意味わかんなくて「??」だったが、なんてデキる男なんだガウマさん!
初見時は巧と木場をこそこそつけ回す草加かと思ったぞ。
◆蓬の告白
ガウマ隊の思い出に浸る2人。
やっぱりどこかで怪獣と戦いたいと思ってるんじゃないの?
シズムのセリフは私も全く同じタイミングで蘇りました。
蓬の告白シーン。ウルトラセブンの最終回思い出しましたな。
で、夢芽何言おうとしたの?!と思ったら突然のシズムくん!やはりシズムくんの言う通り、蓬とガウマってそっくり。ガウマが怪獣使いをやめて人に戻ったのは姫を愛したから。そしてそれと同じように蓬は夢芽を愛している。その人間としての愛が今、ガウマの命を奪おうとしている。
◆シズムくんは体内に怪獣を...
気になったので見返してみたけど、彼の目は最初っから赤かったので、1話で怪獣の種がばら撒かれて5000年前から蘇ったすぐ後にシズムは己の体内に怪獣の種を一つ埋め込み、じっくり育て続けていたようだ。
だから彼だけに「怪獣の声が聞こえ」て、怪獣のようにずっと目が赤くて、やたら蓬たちに接近していたわけだ。思春期の少年少女の恋が育まれるその情動を餌に体内の怪獣を育てるなんて悪趣味だなw
怪獣使いの衣装を身に纏ったような怪獣の姿は神々しくいかにも強そう。ナイトくんが1人でKGKになったのには驚いたが、乗組員が不足しているのでやはりパワー不足。
しかもリーダーのガウマは瀕死。そんな彼を心配そうに見つめる夢芽...あの、夢芽死なないよね?なんか嫌な予感するんですけど。
或いは蓬くんが怪獣使いの能力発動させてシズムを鎮めるとかそんな展開も予想しちゃうけど。
いやあしかし後日談系最終回の雰囲気ガンガン出しといて一気に最終決戦の空気に転じるドラマ構成がお見事でした!
て、次回最終回ですか?!終わるんですかこれ本当に!?また来週!