Zack Snyder's Justice League Teaser Trailer (2021) | Movieclips Trailers
今回は、私が言うまでもないことではあるが、「ジャスティスリーグ スナイダーカット」に期待したい5つのことをご紹介したい。
そもそも「ジャスティスリーグ スナイダーカット」って何?って方は前回の記事を是非。
①ベンアフバッツの勇姿を
MAFEX マフェックス No.64 バットマン タクティカル スーツ バージョン ジャスティス リーグ
何せ劇場版ジャスティスリーグ(JL)では、超人ばかりのチーム内での差別化のためもあってか相対的に戦闘力低めに描写されていた印象も強く、なんなら雑魚敵・パラデーモンにすら苦戦するレベル。
「バットマンvsスーパーマン」(BvS)でゴロつき相手に見せたあの伝説の立ち回りはどこへやら、終始ガジェット頼り。しかもそのガジェットも大して活躍せず。ナイトクローラーはすぐにサイボーグに乗っ取られ、放ったミサイルは簡単に掴み取られ…
新マシンのフライングフォックスも、「チームの移送機」以上の印象的な役割がほとんどない。JL仕様の砲台付きバットモービルも、大した活躍もないままにBvSよろしくパラデーモンに砲台ごと蓋を取られ(もはやお約束か?)半壊。
とにかく「ジョス」ティスリーグではヒーロー集め(金持ちスカウトマン)以上の仕事がほとんど与えられなかったベンバッツの立ち回りにも不満が残った(アッセンブル映画の作り方としては正しいんだが…)。
だからこそスナイダーカットの予告にあった、パラデーモンの銃撃を腕で受けるバットマンの姿に痺れた。怖くて強くてカッコイイベンバッツの再来に期待したい。
②ナイトメアに終止符を
MAFEX マフェックスMAFEX KNIGHTMARE BATMAN
やはりBvSで登場したまま放ったらかしになっている「ナイトメア世界」の説明が欲しいところ。
しかしそれも正直あまり心配の必要がなさそうだ。スナイダーカット予告冒頭、ナイトメア世界を思わせる砂漠の荒野に半壊した「JUSTICE LEAGUE」の石碑が登場。大地の「Ω」マークに、おそらく黒幕と思われる大ボス・ダークサイドの姿もハッキリと確認できる。であれば注目したいのは、
・ロイスがバットマンのせいで死ぬのか
・スーパーマンはなぜ闇堕ちするのか
・他のリーグメンバーはどうなっているのか
・所々に登場する「ジョーカー」のマークは何を意味するのか
・どのタイミングでフラッシュはタイムワープを試みるのか
といった辺りが注目ポイントとなりそうだ。
③新ヒーローのバックグラウンドを
とりわけサイボーグ。
単独作が大ヒットしたアクアマンや、22年に「ザ・フラッシュ」が予定されているフラッシュはまぁさておき、JL後なんの音沙汰もないサイボーグについてはごっそりカットされた学生時代のエピソードや父子関係も掘り下げに期待。
アクアマンはアクアマンで、ザックが直接描こうとしたビジュアルイメージが改めて拝めるという意味でも楽しみ。メラの衣装もJL版の方がかわいくて好みなのでそちらにも期待。
フラッシュについても、「ザ・フラッシュ」公開まで2年も待てない訳で、JLで描かれるはずだったバリーのキャラクターや、予告にはバッチリ登場していたアイリスもどんなキャラクターか非常に気になる。
そもそも劇場版JLでのフラッシュの活躍も全然物足りない。超高速の癖にスローばっかりだったので、単純に超高速で活躍するシーンはもっと見たいところ。
④ステッペンウルフに恐怖と尊厳を
スナイダーカットの予告映像である意味一番納得&安心したのが真のステッペンウルフのデザインだ。
劇場版のそれはダサいし弱っちくて好きになれなかったが、以前から指摘してきた通り、やはりザックのイメージしたステッペンウルフはもっと野獣のような禍々しい姿をしていた。
おそらくスナイダーカットのステッペンウルフは、劇場版とは比べものにならないほどに残虐で極悪非道な化け物なのではないかと思われる(様々なリーク情報から)。その活躍ぶりが楽しみだ。
⑤劇場版より100倍面白く
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当たり前だがBvSの続編としてファンの誰しもが納得する、劇場版の100倍濃厚で美しいストーリーと映像を。
劇場版でジョスによって追加撮影された映像との見分けもこれでハッキリするだろう。事前に自分でも「ここがジョスによる追加撮影パートか?」などと予想してきたが、スナイダーカットによってそれも完全に明確になる。
何せ、「ジョスの撮影した映像はワンカットたりとも使わない」とザックが明言しているからだ。
そんな答え合わせも含めて楽しみなスナイダーカット。しかし、今のところHBO Maxでの限定配信という情報しか出てきておらず、ディスクソフトの販売予定は不明。
是非とも国内盤としてディスクソフト発売にも期待したい。