※前回はこちら
◆ストライカーコンバイン!
コヨミ先輩、稲本さんと飲みに行くの相当楽しみな模様、珍しくガウマさんにも噛み付いてる。そんな様子が気になるチセちゃん。
「無職の休みたい日ってなんすか」
あるんだよそういう日も。
ダイナソルジャーとダイナストライカーの合体はバランスが悪いためソルジャーの方に相当負荷がかかる模様。前作のマックスグリッドマンにもよく似ているけれど、強いが使いこなすのが難しい形態って描き方は前作より優れている印象。
前作でも色んな形態出たけど結局どの姿でもボカーン!って勝ってたし。
◆稲本さん
なんかやたら居酒屋の看板「兆陣」が目立つから気になるんだけど、「電光超人グリッドマン」の「超人」をもじってるのかな?それとも前作あるいはオリジナルに登場してましたっけこんな店...?誰か知ってたら教えて。前作が見返したくなるなぁってこれも立派なDVD販促だよな、うまいな(悔)。
ちゃんと「2人で飲んでていいんですか?」って聞くコヨミ先輩に対してなんだかはぐらかす感じの稲本さん。
「なんで結婚したんだろう...?」
とかなんか未だに危うい感じ漂ってて、けしからんな稲本さん(褒めてる)。
にしてもJC時代尾崎豊だった黒歴史を本人はどう思ってるんだろう?どうも断片的に流れる記憶映像は全てコヨミ視点ぽいからなぁ。
で「いいもの見せましょうか...?」って何?皆目検討つかんのだが、小動物の死体とかだったらどうしよう...。
そしていちいちつきまとうチセ。もう結婚しろこいつら。
◆姉の死の謎
最後に「自殺」という説が明かされて終わったわけだが、今回はみんなでプール行きつつもその前後にOB2人と会っていて、結構展開早かったのは嬉しい。
にしてもヨモギもコヨミもどいつもこいつもどうしてこう闇を抱えた女が好きかなぁ。まぁわからんでもないが...確かにどこか遠い目をして暗い過去を背負っている女性は色っぽくて私も好きだ。こうなるとガウマさんが言う「あの人」ってのもどんな女性か非常に気になりますね。
「自殺」と言えばチセちゃんの左腕、あれはリスカの跡かな?しかし今回姉の死が自殺だったかもしれないということが発覚したとなると、次にユメが話を聞きに行くのは、同様に自殺志願者(だった?)のチセになりそう。でも最近はチセちゃんすごい元気なのは、やっぱりコヨミ先輩の存在が大きいのかな。
◆この世界のアカネ
トマトジュースが出てきたのが個人的には今回一番びびった。アカネがいやしないかと冷や冷やしたが、よく見るとストローがじがじにはなってないのでアカネの飲んだやつじゃないなと。
本作、最大の謎で引っ張ってるの実はユメの姉の死絡みに見せかけて「怪獣の作り方」の方なんじゃないかなと。で、仮説は以下
- この世界の外から怪獣を作って送り込んでいる存在がいる
- この世界の中に人間が紛れ込んで怪獣を作っている
- この世界の住人たちが怪獣を作っている
1.はオリジナル「グリッドマン」の武史。
2.は前作「SSSS.GRIDMAN」のアカネ。
基本的にはこのどっちかかなぁとは思いつつ念の為上げておきたいのが3.で、というのも本作に登場するキャラクターみんな、多かれ少なかれアカネっぽい要素を抱えて生きているように見える。だから、誰がいつどんな弾みで怪獣を生み出してもおかしくないなと。
それと、本作第1話冒頭に示された「SSSS」の意味、
Scarred Soul Shine like Stars(傷ついた魂は星の如く)
これ怪獣が登場する度に現れるキラキラのことを指してるような気がする。この世界に存在するみんなの心の傷が星屑になって怪獣を生み出している...「80」みてぇだな。
でもこの世界もコンピューターワールドだとすれば住人たちもまた人間ではなくレプリコンポイドな訳で。つまりレプリコンポイドですら人間のように怪獣を生み出し得る複雑な感情を持つようになった世界の物語なのか?
◆東京ビーチランド
LINEグループ名ガウマ隊(5)なのね。
東京ビーチランド、東京サマーランドやないかい。懐かしいなぁ...。今経営難らしいから今回登場したのを機に聖地化して立て直してくれると嬉しいが。
「プールサイドは走らないで下さ〜い」
「飛び込まないで下さ〜い」
「・・・」
三段オチわろた。実力派声優たちの中で、俳優業を引退して久しく声優経験はほとんどない小尾昌也氏の声とあの表情が絶妙すぎてツボる。ちなみに小尾昌也氏はSSSS. GRIDMANにも客として登場、初代グリッドマン・翔直人役を演じた言わばレジェンドである。
ヨモギとユメの恋人設定はタイトルにもなっている割には思ったほど盛り上がらなかった印象。でもはたから見れば「いい感じ」らしい。問題は、果たしてユメがヨモギをどう思っているか。まぁ間違いなく今回でポイントは上がってるよヨモギくん、よく頑張った。
あちゃーでもプールで死んだ姉思い出しちゃったよ。てかあのチュロスの下りあんなに尺いるか?その尺あるならOBに最後まで話させてやれよ。「自殺」って言わせてやれよ(笑)
◆シズムくん捕獲作戦
シズムくんぐいぐい行くよね。
でも「鍵ってどっちの手につけんの?」とか「走っちゃダメだよ」とか人間の世界のルールに対して強い違和感を吐露しながらも彼らと行動を共にするときはそれを厳守しようとする律儀なところが感じられた。彼にとっては本当に交換留学って感じなんだろう。
今回シズムくんの口から「情動」という言葉が出てきたけど、前回の感想記事で書いた「愛」をもっと普遍化した言葉だろうね。
「愛」みたいにプラスっぽいものとは限定せず、良いも悪いも酸いも甘いも、激しい「情動」を餌にして成長するのが怪獣と。
でもこのシズムくんのこの話をまとめるとやっぱりヨモギやユメといったこの世界の人間たちの情動が怪獣を生んでるってことになるよね?
そして当たり前のようにやって来る優生思想の皆さん。いやほんと、あの人たち生活費どうしてるんすかねぇ?
いやそんなことより、妙に体力がないガウマさんの方が気になったぞ!このアニメギャグテイストの中に結構重たい伏線仕掛けて来るから油断ならんのだよ...。(前作の電車で全員居眠りとか)
◆ユメの気持ち
怪獣出現!ということでみんな水着のまま出撃。
ガウマさんのミサイルっていつも噛ませ扱い。
でもヨモギと一緒にダイナソルジャーに乗ったチセのことを見るユメの目は、あれはヤキモチと捉えて良いのかな?多分ユメ本人無自覚のうちにああいう顔してるんだと思うけど。
ここで特訓の成果が活きる!ダイナソルジャー・ストライカーコンバインが登場。練習では立つことさえままならなかったのに、そこを踏ん張って必殺ビームまで発射しユメの危機を救う。ヨモギ男らしくて良いね。
ちょっとユメも嬉しそうというか、「そこまでして助けてくれたのね」って顔してて、意外というか驚いている感じ?ユメってちゃんと相手の気持ちや性格は読めているのに、自分の気持ちに一番鈍感なのかな。そういうとき、笑えばいいと思うよ。
それにしてもダイナレックス時のダイナストライカーの余り物感すごいな。
少し照れ臭そうにお礼を言うユメ。ヨモギ、よく頑張った。ポイント上がってるとは思うぞ。そして飛び込ませるガウマたち。この流れでユメにも飛び込ませる空気は酷だな。
しかし今回一番の収穫はムジナさんの入浴シーンとあの表情かなと。実は今回水着回だけじゃなくて温泉回でもあったのか!
というわけで次回!なんだかんだ次6話、そろそろ折り返しか...。軽く伏線まとめておくと
・怪獣のエサ、情動とは?
・白い石って何?
・ユメの姉は自殺?
・チセの左腕はなぜ隠れている?
・稲本さんがコヨミに見せたものって?
・ガウマの会いたいあの人って?
・ガウマの衰弱はなぜ?
・前作SSSS. GRIDMANとのつながりは?
ちゃんと全部回収してね...。