アダモマンのこだわりブログ

特撮ヒーロー、アメコミヒーローを中心にこだわりを語るストライクゾーンの狭すぎるブログ

「ジャスティスリーグ ザックスナイダーカット」初見感想※ネタバレあり(後半)〜絶対見た方がいい理由7つ〜

※ネタバレ含みます。

※part4〜6(後半約2時間分)を扱います。 ※初見の勢いで書いているので誤りがあればコメントまで(追って修正します)。

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(字幕版)

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(字幕版)

①フラッシュの○○能力!

MAFEX マフェックス No.58 FLASH 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

MAFEX マフェックス No.58 FLASH 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

劇場版では「戦闘未経験のビビり」だったフラッシュが普通に大活躍。彼だって彼なりに犯罪と戦ってきたプロなのだ。超高速でパラデーモンの銃撃を避けまくって吹っ飛ばしたり、超高速でガレキから人々を守る姿も見られて、それは当たり前のことだが超嬉しかった。

だって劇場版って色々カットされた結果超高速ヒーローのクセにスローのシーンばっかりだったからな。

特にちょっとウルっと来たのが、トンネルを駆け降りてダイアナの剣をツンッってするシーン。劇場版はBGMがクズすぎたので大嫌いだったが、劇伴やキャラの扱いが変わるだけでこんなに印象変わるのかと

それから、スーパーマン蘇生のシーンで既に「時間遡行」のフラグが立てられていたことに驚嘆。彼自身もうっすらとそのことに気づいていた模様。

更には超高速能力の応用で傷を瞬時に再生させるシーンもあり、そして遂には自分の意思で時間遡行に挑戦

サイボーグがマザーボックスの分離に失敗して大爆発を起こした瞬間、フラッシュだけが手をかざすことで消滅を免れたのはおそらくスピードフォースによって守られたということなのだろう。

爆発の衝撃から守られた、というより、時間の運行にさえ干渉できてしまうスピードスターだからこそ時流から独立した存在として地表が廃墟と化す時間軸の影響から逃れることができたのだと解釈している(ドラマ版フラッシュ見てて良かった...)。

しかし何より嬉しかったのは、時間遡行に挑む際、バリーが父親への言葉を口にしたこと父にとって誇らしい息子でありたいと願う彼のまっすぐな気持ちに心を揺さぶられた。最後までただのコミュ障ヲタク特殊能力者だった劇場版とは違う、男としてかっこいい姿に本当に感動した

...とはいえ、本来であれば失敗に終わっていたはずのリーグの作戦を時間遡行によって無理矢理改変したことのシワ寄せは何らかの形で発生するはず。おそらく続編やスナイダーバースの「フラッシュ」が実現していればその辺りも描かれたのだろうが…。 

 

②強いぞバットマン!

MAFEX マフェックス No.56 BATMAN 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

MAFEX マフェックス No.56 BATMAN 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

そしてそしてバットマン大活躍!

劇場版では、言わばニック・フューリー的役回りにされ、超人だらけのリーグの中ではただの金持ち凡人として相対的に戦闘力を下げられまくっていた彼だが、アルフレッドが開発したエイリアンのビームを無効化するガントレット装備で他の超人ヒーローたちと遜色ない活躍を見せる

最終決戦時の「雑魚は任せろ」にも興奮。その言葉通り、雑魚を一手に担っての大活躍。バットモービルでの戦闘シーンは、単に火器に頼るだけでなく周囲のあらゆるオブジェクトも武器として戦うベンバッツらしい戦闘が見られて嬉しかった。

超人じゃなくても、人間の知恵で能力差を補ってくるのがバットマン!これだよこれ。

それからブルース個人に関しては、「スーパーマンへの贖罪」という意識が非常に強く働いている。スーパーマン復活をチーム全員が想起したとき、やはり誰よりも強くその可能性に突き進もうとしたのはブルースだった。

 

③アルフレッド!

BvS以来となるブルースとアルフレッドの皮肉合戦が復活。しかし、いつもブルースが何かに対して過激な狂信ぶりを見せるとき必ず逆の立場から諫めるのがアルフレッドだった

BvSではスーパーマンとの正面衝突を全力で止めようとしたし、今回はリーグ結成にその身を捧げる彼の献身ぶりが心配になって止めようとした。

どれだけ皮肉を口にしても、彼はやっぱり心からブルースの心身を労る執事なのだなぁと感じた。

それを改めて感じたのが、アルフレッドがブルースの黒い愛車の整備をしていたシーン。あの車ってBvSでもブルースが愛用していたクラシカルな自家用車。

今回のブルースはスカウトマンとして結構ハデに振舞っているけれど、本当の彼ってあんな宇宙船みたいなシルバーのベンツじゃなくて、ビンテージものが似合うダンディのはず

リーグとしての仕事が終わったら、もういつものブルースでいいよ、そんな全てを悟ったかのような温かい信頼関係をそこに感じた。

 

④復活!スーパーマン

MAFEX マフェックス No.150 SUPERMAN スーパーマン (RETURN OF SUPERMAN) 全高約160mm 塗装済み アクションフィギュア

MAFEX マフェックス No.150 SUPERMAN スーパーマン (RETURN OF SUPERMAN) 全高約160mm 塗装済み アクションフィギュア

一番泣けたのはロイスかなぁ
マーシャン扮したマーサに「もう自分の人生を取り戻しなさい」と言われ、スーパーマンの慰霊碑を訪れるのはもう今日が最後と決めたロイスの沈んだ瞳に目頭が熱くなった。

スーパーマン復活後の暴走をロイスが鎮められたのも、彼女が彼女の意思でそこに居合わせたからだ。劇場版のように、ブルースが用意した「奥の手」なんかで連れてこられた訳ではなかった…よく考えたらひどいシナリオだなこれ

チームがスーパーマン復活にこだわる理由も、単に自分たちだけではステッペンウルフを倒せないから、ではなくて、ボックスもステッペンウルフもスーパーマンを恐れていたことに気付いたから。ここが劇場版と比べても一本筋の通っているところ。

しかも、サイボーグも断片的に最悪の未来=ナイトメアを見ていて、直前での「NO!」を「GO!」と聞き違えたフラッシュが少し遅れてスタート→そのズレを時間遡行で修正して成功させる、という展開は伏線も張りつつの見事なシナリオだと思った。

あと、復活後の暴走スープス対リーグの戦闘シーンは劇場版とほぼ同じだったとは言え、実はかなり手を加えられていたように思う

特にスーパーマンvsフラッシュ。ワイヤー感むき出しで個人的に嫌いだったシーンだが、スナイダーカットではかなり改善されて不自然さがだいぶ緩和されていたのが特に嬉しかった

劇場版で気になったフラッシュの変な走り方もスナイダーカットにはほとんど無かったな…。

 

⑤フライングフォックスの奇跡!

レゴ(LEGO)スーパー・ヒーローズ フライングフォックス:バットモービル・エアーリフト・アタック 76087

レゴ(LEGO)スーパー・ヒーローズ フライングフォックス:バットモービル・エアーリフト・アタック 76087

これも驚きだったのがフライングフォックスの扱い。

劇場版では当然のように飛んで出てきた訳だが、実はブルースでさえ手を焼くスーパーマシンだったらしく、飛ぶことすらままならなかったことが判明
しかしサイボーグが一目見た途端「飛びたがっている」と一言。彼の協力もあって奇跡的に飛行に成功。

...なんかこのフライングフォックス、この作品そのもののようにも感じる。

一度は飛んだが空っぽだった(劇場版)。しかし本当の姿で飛びたがっているという無言の訴えが、届く人には届いた。そして奇跡的に飛んだ。

そのことを喜ぶアルフレッドやブルースの姿に、私も心底嬉しくなった。再びこの船は空を自由に飛んだのだ。

 

⑥家族

MAFEX マフェックス No.63 サイボーグ ジャスティス リーグ 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

MAFEX マフェックス No.63 サイボーグ ジャスティス リーグ 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

リーグ結成を通じて結果的に疑似家族が築かれたのはバットマンだと思っていたが、実はリーグメンバーの大半にとってもそうだったことに気付かされた

妻殺しの冤罪で父親が投獄されている中、孤独に戦っていたフラッシュ。

人間である父と、アトランティス人である母との間に生まれ、故郷や家族と距離を置いているアクアマン。

神の血を継ぐアマゾンの戦士でありながら人間の中で生きるワンダーウーマン。

母と、そして父も亡くし、己の全てをかけて戦う覚悟を決めたサイボーグ。

人間でありながら超人の世界に生きる者、超人でありながら人間の世界に生きる者。それぞれが身を寄せ合い、使命に生きるための同盟を結成する。それがジャスティスリーグだった。

マザーボックスが見せる家族の幻覚を前にしたサイボーグが、「醜い」と言われた己の姿を肯定し、新たな仲間を家族と認め、家族を失った悲劇を振り切る場面は本作の白眉。「サイボーグが主役」とも言われる意味がよくわかった。

しかしサイラスが自分を犠牲にしたシーンも、必死に叫ぶビクターの姿含めて本当に悲しかった。「マンオブスティール」で嵐の中犠牲になったクラークの父の姿とも重なる

ザックが「父の死」を描くとどうしてこうも胸に刺さる映像になるのか。

 

⑦ナイトメアの世界

テレビ・マスターピース ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット ナイトメア・バットマン&スーパーマン 2体セット 1/6スケールフィギュア 黒

テレビ・マスターピース ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット ナイトメア・バットマン&スーパーマン 2体セット 1/6スケールフィギュア 黒

ナイトメア世界の映像が度々登場。スーパーマン復活時にアクアマンがその危険を終始訴えていたことから、彼も何らかの形で悪夢を見ていた可能性も考えられる。特に彼死ぬし
そしてエピローグではより詳細な状況が明らかとなる。

バットマンの側には、サイボーグフラッシュ、アクアマンの仇討ちに燃えるメラデスストロークそしてジョーカーの姿が

とにかく異色の組み合わせだが、ワンダーウーマンとアクアマン亡き後の荒廃した世界を生き抜くレジスタンスとして力ある者をかき集めた結果そうなったのだろう

しかし予想以上にたっぷり喋ってくれたジョーカー。断片的だが、

  • ロビンを殺害したことを皮肉るジョーカー
  • バットマンのセリフからハーレイも死んでいることが判明
  • ハーレイの死にもバットマンが関わっている?

くらいしかわからなかったのでDVDでもう一回じっくり確認しよう。

そんな悪夢から覚めたブルースの目の前に、マーシャン・マンハンターがやってくる。

彼がブルースに「君の両親も君を誇りに思っているだろう」と伝えるシーンは、ザックスナイダーからベンバッツに送られた賛辞のようにも思えた

ありがとう、ベン・アフレック。ありがとう、ベンアフバットマン。

 

よく考えると以前望んだことのほとんどが叶えられてたなぁスナイダーカット。

あの日あの時、劇場で失った何かの一部は取り返せたように思う。 

とにかく嬉しい。ありがとう世界の同志たちよ。ありがとうジャスティスリーグ。

ありがとうザックスナイダー。