adamomanのこだわりブログ

特撮ヒーロー、アメコミヒーローを中心にこだわりを語るストライクゾーンの狭すぎるブログ

やっぱりベンアフレックこそ至高のバットマン!〜「バットマンvsスーパーマン」で描かれた全く新しいバットマン像とは?〜バットフレック万歳

新たなスーパーマン像を描いた超大作SFアクション巨編「マンオブスティール」(2013年)。

マン・オブ・スティール(字幕版)

マン・オブ・スティール(字幕版)

  • 発売日: 2013/12/18
  • メディア: Prime Video
 

その正統な続編にして、銀幕史上初となる二大ヒーローの競演が実現した「バットマンvsスーパーマン」(2016年)。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(字幕版)
 

その僅か4年前に「ダークナイト ライジング」(2012年)にて完結を迎えたダークナイトトリロジー。

こちらとは全く別の世界観=スーパーマンも存在する世界線のバットマンが、いかにして描かれるのか。

そして、あの伝説となったクリスチャンベール演じるダークナイトを超えるバットマンなど生まれ得るのか?というとてつもなく高いハードルを前に、ベンアフレック演じる新たなバットマンは誕生した。

そして、彼の勇姿を見届けて劇場を後にした私は確信した。

ベンアフレックこそ至高のバットマンだと!

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手持ちのMAFEX マフェックス BATMAN バットマンと併せてご紹介。

◆期待みなぎる予告編〜大きなエンブレム〜


Batman v Superman: Dawn of Justice - Comic-Con Trailer [HD]

公開前に発表されたトレーラーで最も印象的だったのが、スーパーマンのエンブレムの背後に現れる大柄なバットシンボル!

ティムバートン版の円形でも、ノーラン版のシャープなエンブレムでもない太っちょなエンブレム。これがまた、どこかポップでオールディッシュ!良い!

このエンブレムを見た瞬間に本作のバットマンのコンセプトに納得した。ポップなコミックス準拠のバットマンを、あえてシリアスな世界観に投入するという挑戦。乗った!

 

◆グレータイツのバットマン〜マッシブな怪物〜

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それでいて、スーツはなんとグレータイツ。バットスーツ作りに何万ドルものサバイバルスーツを流用していたチャンベバッツも涙目の、野性味溢れる仕様

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個人的にイチオシなのはカウルの形状。四角い頭に短めの耳。無骨さがより際立つデザイン。

このスーツに対してダサいだのと難癖をつける輩もいるようだが、正統派な名作コミックスの再現であることを見落としてはならない。デカめのエンブレムに四角い頭、グレーのスーツと言えば、「ダークナイト リターンズ」版のバットマンだ。

MAFEX マフェックス BATMAN (The Dark Knight Returns) 全高約160mm 塗装済み アクションフィギュア

MAFEX マフェックス BATMAN (The Dark Knight Returns)

名匠ザックスナイダー監督の作品に、意味のない演出など存在しない。スーツのデザインから小道具一つに至るまでが周到に練りに練られた上で存在するキャラクターなのだ。

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そんなグレーのタイツスーツがギャグにならないのは、中の人間が洒落にならんくらいに強いから。中の人間の強さが、今にもスーツを引きちぎって飛び出してきそうな気迫が、このベンバッツスーツからは漂ってくる。

 

◆ベンアフレック演じた"世捨て人"ブルース 

バットマンの魅力は、本質的にはスーツデザインによって決まるものではなく、中にいる人間の魅力と気迫で決まる。

その点、ベンアフレック演じたブルース ウェインは素晴らしい逸材であった。

クリスチャンベール演じた若いバットマンとは違い、こちやは「ダークナイトリターンズ」をモチーフにした引退間近の初老ブルース。劇中、黒焦げになった相棒・ロビンのスーツも登場、ジョーカーによる悲劇の後の物語らしい。

Batman: A Death in the Family

Batman: A Death in the Family

  • 作者:Starlin, Jim
  • 発売日: 2011/11/22
  • メディア: ペーパーバック
 

それゆえ、彼の目はどこかうつろで、世捨て人のようなダーティーでアダルトな魅力がほとばしる、これまでにないブルースウェインとなっている。その重苦しいキャラクターと無精髭がピッタリ!ベンバッツといえばやっぱり無精髭。

正直ベンアフレックといえば「アルマゲドン」のちょっとチャラいニイちゃんというイメージしかなかったから、この豹変ぶりには心底驚いた。

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もうかねてから何度も語ってきたが、劇中、湖畔のペントハウスで悪夢から目覚めたブルースのシーンが一番好きだ。

両親の死と蝙蝠のトラウマ、そして悪夢。枕元には酒と錠剤。隣には一夜限りの女。彼の心は窓の外の朝靄のように晴れることはない。

ほんの一瞬の映像だが、これが彼の日常なのだと、ひたすらに身を削るだけの日々を重ねてきた虚無の人生なのだと伝わってきて痛々しい。だが、その儚さの中に大人の男の魅力が光る!わかるかなー!

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だから、途中ちょっとプレイボーイぶった台詞や仕草が入るけど、全てを知る観客からすれば「本当は超絶根暗マッチョのクセに!」と思えてしまうほどに、その闇の深さは全身から溢れ出しているのだ。

 

◆修羅と狂気の肉体改造〜筋肉の怪物、バットフレック〜

やはり本作のバットマンを語る上で、ベンアフレックのとてつもない肉体改造は外せない。

スーパーマン演じたヘンリーカヴィルのそれも凄まじく、しかし彼の肉体は、逞しさの中にもギリシャ彫刻のような美しさを兼ね備えた気品あるものであった。そしてそれが清廉潔白なスーパーマンのイメージともぴったり重なっていた。

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こちらはMAFEX マフェックス No.57 SUPERMAN

しかし、ベンアフレック演じた本作のブルースの肉体は、コミックスに登場したゴリマッチョバットマンをも彷彿とさせるほどに、とにかく野蛮で太ましく剛健。そんな肉体が、社長としての普段着からも透けてしまう。

とにかく肩幅がすごい!もう腕が閉じないくらいに肩周りが逞しい!

だから、ただ歩いているだけでも脳が勝手にバットマンのシルエットを重ねてしまう!

また、中盤の狂気じみた筋トレシーンも必見。その肉体とザック特有の濃い陰影で彩られた映像世界を堪能せよ!

ただ細身の俳優がヒーロー演じるに当たって半年とか1年鍛え直したところで敵いようのない「厚み」が彼の肉体にはある。それが、ハイテクタイツを今にも引きちぎりそうな迫力となり、ただ立っているだけでも様になるのだ!

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まさにベンアフレックは、本作のバットマンを演じるために生まれてきたかのような名優なのだ。

 

そして、失われたと思われた「ザックスナイダーによるジャスティスリーグ」がまさかの公開!もう一度、真のベンバッツに会える…!

『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、2021年配信決定 | THE RIVER

Amazonプライムにも追加された「BvS」。しかし劇場公開版ではよくわからない!と思うので、是非アルティメットエディションを視聴されたし(長いよ!)。

ザック製ジャスティスリーグに備えよ!