今回は珍しく商品レビュー。
「レゴスーパーヒーローズ ドクターストレンジの神聖な館での戦い」!
要は「アベンジャーズ インフィニティウォー」をイメージしたレゴ商品。
特に今回は…
別売のLEDキット使用版をご紹介!
◆点灯前
ライトアップしなければこんな感じ(ライトアップ用配線済)。
※スマホ画質でごめんなさい。
組み上げは多分2時間程度。パーツ数は多いが、3フロアを組み立てていくため似た構成も多くサクサク進んだ印象。各フロアのデザインも素晴らしく、映画と同様の世界観を見事再現していると思う。
映画の人気と再現度の高さからかAmazonでも高騰してプレ値状態になっている(2020年6月現在)。
しかし建物系は電飾がないと暗くて映えない。せっかくのディテールも堪能し辛いのがもったいない!
そこで、Amazonで見かけた電飾用LEDキットもセットでポチったわけだ。
◆LEDキット
そんなLEDキットだが、海外の非公式メーカー品というのもあって、正直品質には不安があった。
いくつかのメーカーから出ているようだが、今回私は「BRIKSMAX」製のものを購入(私が購入した当時は3000円弱)。
組立て説明書はカラー写真を中心に見やすく編集されている。
プライベートブランドのようだが、他にも多数のレゴ用発光商材をリリースしている模様。
本商品も、超小型LEDをレゴパーツに両面テープで貼り付け、レゴパーツごと各フロアの天井などに取り付ける仕様。
但しこれらの接続端子が非常に小さいので多分対象年齢15歳以上だと思う。
強度も心配なし!購入から1年以上経つが劣化なども一切なし。
配電盤のようなものにLEDがついたものが5つと、配線の先にLEDが直接ついたタイプが1つの計6つが付属。
※画像では後述の通り説明書とは違うアレンジで配線されているので要注意。
電源は、電池ボックス(単3電池別売3本)かUSBケーブルで確保(選択式で組換えも可能)。
スイッチつきの電池ボックスはちょっと大きくて扱いに困るが、建物裏の非常階段等外側に逃すことができるので個人的にはさほど気にならず。
※電池ボックスは固定できません。画像では「置いているだけ」です。
何より、電飾による付加価値の方が何倍も高い!から気にならない!
では、気になるライトアップを…。
◆点灯後
各所に配置された透明の窓パーツから漏れる光が非常に良い雰囲気を醸し出してくれる。まさにマジカルでミステリアスなストレンジの館って感じに。
LEDカラーは、写真では白っぽく見えているがホンモノはもっとオレンジに近い暖色系。館のイメージともよく合っている。
ニューヨークにあるサンクタムサンクトラムの住所は劇中通り、「ブリーカーストリート177A」。神秘の扉が今開く…。
3階の特徴的な円窓から覗くドクターストレンジ。このカットは個人的にもお気に入り。ここからはミニフィグも併せて紹介。
内側はこんな感じで、正面手前側は1〜3階まで全て、劇中のサンクタムサンクトラムに合わせたデザインとなっている。書籍や骸骨、古文書らしきものが並ぶ。
同じ3階の向かい側にはピーターパーカーの部屋らしきフロアも。壁のポスターやベッドが良い味出してます。
2階にもピーターの部屋?或いは研究室が。パソコンや顕微鏡を完備。理系っぽい雰囲気もバッチリ。
アイアンマンはマーク50仕様。トニーのヅラは無いのでご注意を。
1階がピザ屋。なぜかエボニーマウがピザを焼いています。
カルオブシディアンのミニフィグは、ハルクやサノスと同系統のもの。大きすぎてドアは通れない。チェーンハンマーのような武装も付属。
好きなツーショット。
トニーのヅラパーツは付属しないため、「アイアンマンのホールオブアーマー」セットから拝借。
それにしても、本セットはやっぱりミニフィグが充実していて、特にヒーローが3人、アイアンマン、ドクターストレンジ、アイアンスパイダー(スパイダーマン)付いてくるのはおいしい。
更にカルオブシディアンとエボニーマウも付属するのですぐに劇中バトルが再現できる!(ウチのはもっぱら全員仲良くまったりさせているが)
しかしピーターの自室があったりすると、どちらかと言えば普段着のミニフィグが欲しくなるところ。コレクション性の高さ(商売上手なところ)はさすがレゴ。
◆アレンジした配線でもっとスッキリ!
こだわったのは配線。
下は一番最初にBRICKMAXの説明書通りに作ったもの。
これはこれで十分にも見えるが、パタンと建物を閉じた時にコードが噛んでぴったり閉じなくなってしまう。
ピザ屋の一角に配線元があるのも「ブレーカー」みたいで悪くはなかったのだが、所々配線が垂れ下がっており、開いた時の見栄えもイマイチ。
そこで、見栄えの悪い配線を建物の裏側に回す大幅アレンジを実施。
これでパッタリきれいに閉じる上に、開いた時の見栄えもバッチリ。更に、配線を変えた影響か3階ピーターの寝室にも照明を設置できるようになり、一石二鳥。
裏はこんな感じ。建物裏(ピザ屋側)から屋上に向けて配線を集中。その結果、電池ボックスは地上に降ろせず、3階裏か屋上に逃すほかなくなった(逆に以前の配線では屋上にはコードが届かなかった)。
しかし、天井と3階裏はたまたまとは言え邪魔な電池ボックスの収まりが非常に良い。ぴったり!とまではいかないが、ほとんど電池ボックスの存在が気にならなくなった。
◆電飾のメリット・デメリット
メリット
・外からでも中からでも、建物のディテールがよりハッキリと堪能できる。
・暗がりで点灯した際の存在感には感動するはず。非常にカッコいい。
・結果、一気にコレクターズアイテム感が高まる!
デメリット
・配線の影響で、スパイダーマンの屋上からのぶら下がりや、3階の床抜け、3階の窓飛ばしなど、一部アクションギミックが死ぬ
・電池ボックスはちょっと邪魔
・説明書通りだとコードも結構邪魔
まぁ電飾施すような人にとってはアクションギミックはほぼ不要だろうから大して気にはならないはず。お子様向けのプレゼントとかにする際はご一考を。
また、電池ボックスについては、USBケーブルにも差し換え可能なので、外部電源か、もっと小型のモバイルバッテリーへの変更もできる。
配線の工夫は、いわゆるレゴと同じ、自分でアレンジを利かせられるのは楽しい。商品仕様を超えた状態を作れるのはオーナー冥利に尽きるとも思う。
もし電飾を考えられるなら是非ご参考に。
いやぁそれにしても、
光るおもちゃってやっぱりいいね!