adamomanのこだわりブログ

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「ザ・バットマン」-The Batman-は狂気と暴力渦巻くダークヒーローに?!予告編から大予想!


DC映画『ザ・バットマン』特報

予告編も公開され、完成が待ち遠しい「ザ・バットマン」!

今回はその内容を偏見MAXで大予想。但し、あくまでも予告編のみからわかることをベースにご紹介。原作コミックスの知識までは網羅しきっていない素人ゆえ、細かな点、違和感はご容赦を。

◆「探偵モノ」…?

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https://youtu.be/OMaRJmeoo44

事前情報から、新たな「ザ・バットマン」は「探偵モノ」としての要素を強めた作品になるということだけはキャッチしていた。

theriver.jp

確かに過去の作品群においてバットマンの「探偵要素」はおまけ的に扱われることの方が多かったように思う。

バットマンといえば、蝙蝠の衣装を着て悪人と生身で戦う「ヒーロー性」ばかりがフィーチャーされがちだったが、彼は同時に世界一の名探偵でもあるのだ。

過去作では、探偵としての側面を描写するのに様々なハイテクガジェットが使われてきた。

「バットマンビギンズ」(2005)にはサーモセンサー付の潜望鏡のようなものが登場。

続く「ダークナイト」(2008)では超振動でコンクリートを切り裂く小型ドリルのようなものも登場し、これで銃弾の埋まった壁を採取。

「バットマンvsスーパーマン」(2016)では、ブルースの姿のままレックスルーサーのスパコンデータを盗む場面も描かれ、アルフレッドの無線サポートを受けながら特殊な小型ハッキング装置を使用していた。同作には他にも、遠隔で相手のスマホデータをコピーするスマホ型ハッキング端末も登場。

いずれも、スマートかつ鮮やかに情報を抜き取るブルースやバットマンの姿が印象的だった。

…ところが。

「ザ・バットマン」予告編の映像を見る限り、そんなスマートな姿よりも、荒々しく狂気に取り憑かれた男の姿の方がずっと印象的で、本当に「探偵モノ」なのか?!と良い意味で予想を裏切られた!

 

◆メインヴィランはリドラー?

しかしそれでも、確かに「探偵モノ」だと思えるのは、登場するヴィランの中に「リドラー」がいるからかもしれない。

リドラーとは、その名の通り様々ななぞなぞを通じてバットマンに知恵比べを挑む、「知の怪人」だ。

バットマン アーカム・シティ ザ リドラー スタチュー

バットマン アーカム・シティ ザ リドラー スタチュー

過去の映画作品に登場したリドラーといえば、「バットマンフォーエヴァー」に登場したジムキャリー扮する全身緑タイツの変人のイメージが強く、近年のリアルでダークな作風とはミスマッチな印象が強かった。

バットマン フォーエヴァー (字幕版)

バットマン フォーエヴァー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

実に25年振りとなるリドラー銀幕へのカムバック。本作の予告編ではどれがリドラーなのか?(或いは登場していないのか?)すら判別はできなかったが、折々に登場するバットマン宛の緑色の手紙や、公開予定年である「2021」を緑文字で「?0?1」と表記している辺りからも、本作のメインヴィランとなる可能性は高い。

 

◆怪物都市・ゴッサム誕生前夜祭⁈

しかしながら本作には、リドラー以外にもお馴染みのヴィランズが多数登場するようだ。予告編で確認できたのは、コリン・ファレル演じる通称「ペンギン」。ペンギンもまた、バットマンリターンズ以来、28年振りとなるスクリーンへの再登場。

バットマン リターンズ (字幕版)

バットマン リターンズ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

そして猫耳のようなとんがりをもつ黒い目出し帽をかぶった怪しい女性は間違いなくキャットウーマン」。監督自身「リターンズ」でミシェル・ファイファー演じたキャットウーマンを絶賛(崇拝)しているらしく、言われてみれば衣装のシルエットが似てないこともない。

 それに加えて、途中白塗りのギャング集団が登場することからも、「ジョーカー」の存在は期待されるところ。

しかしながら、映像を見る限りどのキャラクターもまだ「発展途上っぽい」。キャットウーマンのスーツは急ごしらえっぽくてまだ洗練されていないし、ペンギンにもお馴染みのシルクハットや片眼鏡はない。本作が若い頃のバットマンを描く以上、ヴィランズもまだ若い頃=アイデンティティ確立以前を描く予定なのだろう。

 バットマンの登場に呼応するかのように、単なる犯罪者を超えた怪人奇人が跋扈し始めた危険都市・ゴッサム。そのただならぬ雰囲気が予告映像からも伝わってくる。

 

◆殺気に満ちたトンガッてた頃のバッツ?!

しかしやはり特筆すべきは殺気に満ち満ちたバットマンの姿である。

「探偵モノ」要素を強化した上に「体鍛える気ありません」発言まで飛び出したロバート・パティンソン版バットマン。「本当に大丈夫か?」なんて心配する声も挙がっていたが、今回公開された予告編映像によってそんな不安は吹き飛んだようだ。

若い頃のバットマン。それは即ち、「尖りに尖っていた頃のバットマン」だ。「若い頃はもっと尖ってたらしい」と聞いて誰をイメージするかは読者に委ねるが、それのバットマン版だと思うとその恐ろしさが伝わるだろうか。

過去作と比較するのはお門違いかもしれないが、「ダークナイト」で己の中の倫理観と葛藤し悩みまくっていたクリスチャン・ベール演じるブルースとは違った、(悩むどころか)ジョーカーすら凌駕しかねない狂気が、本作のバットマンからは漂っている。

高潔な人間であろうと足掻く云々よりも何よりも、第一に「復讐」を原動力とした怪物。ギャングを必要以上にタコ殴りにする映像からは、平気で「一線を越え」かねない危うさすら感じられる。

リドラーやペンギンにキャットウーマン...危険なヴィランが数多く登場するほどに、バットマンの高潔さが際立つ...のではなく、むしろバットマンの方がよっぽど頭おかしいんじゃないかと、バットマンの狂気と暴力が一層際立つ、そんなダークでディープな作品をこそ個人的には期待している。

多くのファンも、そんな半人半獣然としたヤバイバットマンを心待ちにしていたはずだ(「... reaction」で検索すると本作の予告編に熱狂している現地のオタクたちの姿が楽しめる)。

 

ヴィランたち同様、バットマンのスーツや装備も「開発途上」な感じ。胸部を至近距離で銃撃され、雄叫びを上げるシーンや(前後が気になる!)、ヒゲヅラの男が怯えた声で(恐らくサイドミラーに映るバットモービルに対して)狂ってる!と叫ぶ映像など、そそられる描写が予告編にも既にてんこ盛り。

何より、黒いアイメイクを残したブルースの鋭い眼光が全てを物語っている。

 

コロナによる撮影中断を何度も乗り越え、本作は(今のところ)2021年10月全米公開予定。 

www.adamokodawari.com

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